専門病院での勤務

看護師としてのキャリアアップやスキルアップを目指す方が増えてきており、就職先や転職先として専門病院を選ぶ方が増えてきています。

専門病院とは、がんセンターや小児病院、脳外科など、特定の病気に対する専門的な診断や治療を行う病院のことを言います。例えば、がんセンターであったり、小児医療センター、脳外科病院などが代表的です。

総合病院の場合、色々な科が入っていますが、その中で行われる治療というのは一般的なものになります。専門的な知識や技術、また機器の必要な病気や症状の場合にはそこから専門病院へと紹介されるのです。専門病院ではその病気や症状に適した最新の機器や高度医療機器が揃っているので難しい手術なども行えます。総合病院や大学病院では病院内での移動もあり、例えば小児科を希望していても産婦人科や外科に移動になったりします。最初から小児科の看護師、産婦人科の看護師などと希望がある場合には専門病院を就職先として選んだ方が良いかもしれません。

通院される患者の方や、入院患者の方もたくさんいらっしゃいますので、勤務している看護師は24時間体制で業務を行う事になり、基本的に交代勤務をする事になります。
また、患者の方に症例の説明をしたりその病気に特化した薬の投与など、通常の看護師業務に加え専門的な業務も行わなければなりませんので、専門的な知識と経験が必要となります。

担当する患者の方の症例も特殊な場合が多いので、その分専門的なケアが必要となります。看護師としての自分の力量以上の業務を任されることがあったり、特殊な症例の患者さんの心のケアなど、精神的負担も大きなものとなってくるでしょう。
担当する患者の方の数が多くなればなるほど精神的負担も肉体的負担も重くなります。自分の生活が看護業務中心の生活となってしまうので、体調を崩したりしないよう自己管理能力も問われる事になります。

しかし、これだけ負担の大きい業務な分、給料面で言えば他の看護師と比べても高い水準にあるようです。専門的な業務と知識への対価と考えれば、当然なのかもしれません。

専門病院で働くためにはある程度臨床経験を積み、専門的な知識や技術を身に着けた看護師でなければならず、条件によっては専門看護師や認定看護師の資格認定を受けている方でなければ勤務ができない場合もあるので、検討している勤務先の条件を前もってしっかりと確認しておく事が重要です。
専門看護師や認定看護師になるためには実務経験を何年か積んだ後、しかるべき教育機関において単位を修得し日本看護協会の認定試験を受けることで資格を取得する事ができます。
自分の看護師としてのキャリアプランを考えた時に、専門病院に勤務したいと考えているとしたら、なるべく早くそれに向けた勉強を始める事をお勧めします。専門知識に併せ、実務経験も必要となるので、資格を取得するまでには時間を要してしまうからです。

最初は総合病院などで働いて自分がどんな分野で働きたいかという意思が明確になれば専門病院へ転職することも可能です。専門的な分野でより高度な知識や技術を身に着ければ、専門看護師として働けるようになるので、収入面においても増加が見込めます。

専門病院はやる事も多く、業務も他の看護師業務と比べると更に大変になりますが、その分やりがいがあり、キャリアアップ・スキルアップを考えている方にはとてもむいている勤務先であると言えるでしょう。一つ注意したいのは、専門病院というのはそれほど多くないという点です。総合病院は各市町村に1つはありますし、大学病院も各都道府県に1つは存在しています。しかし、専門病院というのは、市町村や都道府県に1つという訳ではないので、自宅から通える範囲でといった希望がある場合には転職は難しいかも知れません。また、あまり数が多くないという点から求人が出ても一般の情報誌などに掲載されないという可能性もあります。現在勤めている病院である程度情報を得てから紹介などを利用して移動する方が良いと言えます。

専門病院の場合、一般の求人誌には情報が掲載されないことも多くあります。
求人情報を見つける方法としては、現在勤務している病院の紹介であったり、自分で専門病院に行って交渉、看護師専門の転職支援サイトの利用などがあります。

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